これまでの電力会社の仕組み
これまで私たちは、電気を使うために電力会社と契約していますが、 地域の電力会社が電気事業の地域独占を許されてきました。 消費者は地域電力会社と契約するしか選択肢がありませんでした。
電力自由化の流れ
電力自由化がスタートしたのは2000年。電圧やご契約容量の大きな分野 から段階的に進められてきました。 2005年より、新規参入事業者が50kw以上の施設へ電力供給が可能と なりました。そして2016年の全面自由化により一般のご家庭にまで電力 供給できる範囲が広がりました。
送配電の仕組み
各発電所で作られた電気は、連系しているひとつの送電網を通じて 届けられます。 これは我が国の電力システムの特徴であり、電力会社を変えても変わることなく、現在ご利用中の送電網から電気が届けられます。 つまり、既存の送電網を使う以上、電力会社を変えても電圧や周波数、 安定性といった品質が変わることはありません。
サービスや料金メニューで電力会社を選べる時代に
今までは国の許可を得て電気料金は決められていましたが、 新電力は電気料金は新電力のプランによって異なり、地域一律では なくなります。 私たちが選択できるサービスの数は格段に増えます。 セット販売や割引プランなどの登場で選択肢が広がります。